今回が Tech・Ed 初参加。しかも、ライトニングトークでしゃべってきましたよ。
ということで、Tech・Ed 2008 Yokohama (2008年8月26日~29日の4日間) のレポートです。
1日目
- オープニング&キーノート
- the Microsoft Conference 2008 のキーノートの規模を大きくした感じ。
- 要するに、
- 講演(日本法人社長とアメリカ本社のSQL Server開発部門のトップ) +
- 複数人によるアプリケーション構築デモ(というか一種のドラマ)
という形式。デモの内容は、全然別物でしたが。
- T6-301 Windows Embedded と Robotics Studio によるロボット開発
- ロボットのハードとソフトを開発している会社の人の講演とデモ。
- 大学向け(授業用?)に無償でハード+ソフトを配布しているらしい
- Robotics Studio はまだ、Visual Studio 2005 じゃないとだめらしい (2008 には未対応)
- T2-306 Visual Studio と Expression で「開発」するエンタープライズ WPF アプリケーション
- 業務アプリにも WPF を使うことで(直感だけで使えるシステムを作成することが容易になるので)、ユーザからの問合せが激減するよ、という話
2日目
- Embedded Session for Developers 「IT エンジニアのための組み込み開発入門」
- Windows XP Embedded は XP の名前がついているが、XP とは完全に独立して開発した別のカーネルだそうです。
- Windows Embedded の名前を冠する主要3シリーズの紹介(全部で5シリーズある)と、EWF (Enhanced Write Filter) の話
- T2-203 進化する Visual Studio Team System コードネーム "Rosario"
- 次期 Visual Studio Team System について。
- 現行版までのおさらいと、次期版でここが変わる、みたいな話。
- まだ、現行版との違いはほとんどないらしい。これから、いろいろやるみたいですね。
- とりあえず、いままで不完全だった UML がフルサポートされるらしいです。 UML と DSL を使い分けてくださいね、とのこと
- T4-307 次世代 Forefront コードネーム "Stirling" のご紹介
- アンチウィルスソフトやファイアウォールや、proxyサーバや、各種フィルタリングソフトをいろんなベンダーのものをごちゃまぜ、ばらばらに入れてセキュリティの管理をしているのでいろいろ大変。
- これからは Stirling だけをサーバからクライアントまで入れるだけで、管理できるようになりますよ、とのこと
- 実際には、Forefront の名前がついているいろんな製品を入れなきゃいけないみたいですが。
- とりあえず、管理画面/管理コンソールが1個にまとめられるというのが最大のメリット。
3日目
- T2-401 WCF / WF を使用した拡張
- カスタムチャンネルを自作する話
- T2-304 一歩進んだ Visual C# 活用術
- C# 3.0、主としてラムダ式とLINQの話
- 登壇者控え室で待機、打ち合わせ
- ライトニングトーク
- 8番目に登壇 (プレゼン資料は後日公開予定です)
- 聴講者はスタッフ等関係者を含めて100人くらい
- 聴講者の中に、ちらほら見知った顔が。私の名前を見て、わざわざ聞きに来てくれたらしいです。感謝
4日目
- T4-401 Sytem Center と Windows PowerShell で実現する運用管理の自動化
- サーバの管理などの定型業務に PowerShell を使うといいよ
- T2-303 ADO.NET Data Service 的な生活 (プロジェクト "Astoria")
- Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバのような多層構造になって、外部から簡単にデータを参照してチェックするということができなくなった (むかしは MS Access でデータを簡単に参照できた)。
- そこで、簡単にデータをチェックすることができる仕組みとして "Astoria" というのを開発しています。
- Webサービスのように RESTful なデータベースアクセスを実現可能。Atom Pub でアクセスしたり、JSON で受け取ったりできますよ。
- PeerTalk Lunch
- バイキング形式で食事を取りながら、技術者同士で会話しよう、という趣旨。人多すぎで、食事を確保するのが大変でした
- Web でのクロスドメイン制約をどうやって乗り越えるか、とか、そんな話に混じったりしてきました
- T2-309 アーキテクチャ策定 on Team Foundation Server
- それ、アーキテクチャじゃなくて(どっちかというと)デザインパターン(+フレームワークの選定の話)じゃないの? と思ったんですが、私の勘違い?
- アーキテクチャということばの定義が人によって大きく食い違っていそう
- T3-303 プラットフォームとしての Dynamic CRM
- いままで、プラットフォーム製品とプレゼンテーション製品しか作ってなかったマイクロソフトがビジネスアプリケーション分野にも進出。
- 「CRM という名前だけど、既存のいろんなアプリケーション、OSを結びつけるハブとしても使えるよ、とかそんな感じの話
- Windows だけでなく、UNIX や Linux マシンも、Apache なサーバも一元管理できるよ。 .NET だけじゃなくて Java からも使えるよ。
- いろんなプラットフォームを統合するメタプラットフォーム(?)を狙ってる?
- T2-402 ASP.NET MVC Framework 概説
- 現在開発中の ASP.NET MVC を導入すると、MVC 型の Web 開発もできるようになる
- html + javascript + css を自分で自由自在にいじりたい人は使ってね(ASP.NET の postback とか使いたくない人におすすめ。というか、今までLAMPで開発してた人がASP.NETでも開発したいときに、すぐになじめる、というのを目指しているっぽいです)
ライトニングトークに参加してみた感想、その他
たぶん、まともにやったら、
- userscript について説明するのに1分、
- AutoPagerize について説明するのに、 デモを入れて 2分
かかる。さらに
- Greasemonkey の説明で1分、
- IE に移植する話で5分。
正攻法では、絶対に5分におさまらない。工夫に工夫を重ねて、当日は、結局、あと20秒足りないくらいのところまで、何とかがんばりました。
ちなみに、28日のライトニングトークで、5分でおさまらなかったの、私ひとりだけでした。みなさん、5分ぴったり。すごいなぁ。
今までいろんなイベントでライトニングトークを聴いてきたけど、5分ぴったりの例は今まで1つも出会ったことがないので、すんごく驚きました。たいてい、時間切れ。あと、時間余りまくり。ぴったりというのはすごいことです。他の日のライトニングトークはどうだったんだろう? 気になります。
それにしても、マイクロソフトのイベントでライトニングトークというのは面白い試みだと思いました。また、機会があったら、参加したいです。
参考
- IE でも AutoPagerize を使えるようにする
今回のライトニングトークでは、この記事で登場する「Turnabout版 AutoPagerize」が IEコンポーネントベースの独自ブラウザで動くようになるまでのあれこれを発表しました。 - AutoPagerize – Userscripts.org
- 窓の杜 - 【NEWS】複数ページにわたるWebページをスクロールだけで次々と表示「AutoPagerize」
- AutoPagerize Wiki
- JavaScript-XPath


